1月25日

私の入試が終わってもう2ヶ月が経つね。
夏が終わって秋になって「受験生」そんな肩書きにも慣れて
毎日同じ教室で授業を受けているのに
放課後は図書館で隣り合って勉強したね。

「榎恋が隣おったら集中して勉強できんやん」

君はすぐ私にちょっかいだしたり、甘えてきたり
全然勉強に集中できなかったみたいだもんね。

寒いーって言ったらこっそりと手を繋いでくれた。
真剣な目で私の手を繋ぎ
「ちょっとだけこうさして」って目をつぶった君。
1番後ろの席で誰にも見つからないようにそっとキスをした。

図書館でも学校でも近くの公園でも1人で帰る道も
君と2人で過ごす時間がいつもの場所を鮮やかにする。

晴れた日には一緒にお昼ご飯を食べて
試験の前には2人で神社にお参りに行ったね、
2人で手を合わせて鐘を鳴らして
何個も何個もお願い事をする私の隣で
「願い事はしない」と手を合わせるだけの君。

そのあと、
おみくじは怖いからしないって言う君とおみくじを引いた。
私は中吉、 きみは大吉を引いたね。
「これは俺が1番かなって欲しい夢のためやで、
 行きたい学校に行けて 榎恋とずっと一緒にいられるように」

そういう私が照れるような言葉を意図も簡単に口に出来る君が
なんだかいとおしくて、大好きで
「好きだよ」って言えない分寄り添って歩く。



もうすぐ、この場所ともお別れなんだね。
君と2人訪れた場所にもう1度1人足を運んでみようか、
君との思い出でいっぱい溢れてしまうだろう。

でもね、そんな事しないよ。

何処に行くにも君と2人手を繋いで歩くんだ。


*diary*

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ちょっとちっちゃい高校生「榎恋」の恋愛日記
この春から大学生です(*´∀`)アハハン♪ 
何があっても守りたい1番大切な人が居ます

恋愛日和―レンアイビヨリ―
恋愛日和
後悔ばかりしてきた僕が握りしめた小さな、でもでっかい想い大切にします







 
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